ビジネスパーソンだけでなく、忙しい日常生活を送る全てのダンディ・パーソンにとって必携のアイテム、手帳。
先日、Twitterを通してこんなアンケートに協力していただきました。

日頃Twitterを使いこなしている猛者達から取ったアンケートとはいえ、圧倒的多数がスマホやPCなどのデジタルツールを活用しているとの結果。
スケジュール管理についてはもはや手帳は少数派になりつつあります。
実はこれ、手帳活用の指南書でも勧められているやり方なんです。
この記事では、手帳をスケジュール管理以外に活用することを勧めている本をご紹介したいと思います。
- 手帳の活用方法を模索中
- 毎年手帳を買い換えるものの、うまく活用できていない気がする
- スケジュール管理以外のための手帳活用術が知りたい
- 目標達成ツールとして手帳を活かしたい
着実に成長を目指すための手帳活用法

手帳で人生をデザインする、というコンセプトで手帳を活用されている著者の渾身の一作。
本を通じて著者の手帳愛がガンガン伝わってきます。
将来のなりたい姿から逆算して、長期、中期、短期計画を立て、日々検証と改善を繰り返す中で手帳を活用する方法が述べられています。
短期〜長期計画の他、習慣形成のための行動管理、読書記録など、使う人それぞれのカスタマイズの要素が大きいため、差し替え可能なシステム手帳が勧められています。
ややストイックに見えるが、趣味も仕事も全力な著者の生き方には憧れます。
著者はA5サイズのシステム手帳を愛用されています。
継続的に自分を見つめ直す
井坂康志著(かんき出版)
タイトルの通り、自分自身をマネジメントするために手帳を活用するというコンセプト。
- 自分の目標を言葉に表す
- それに沿って行動しているかどうかを振り返り、自分自身にフィードバックする
- これを繰り返す中で自分の強みを伸ばしていく
ドラッカーと言えばビジネスマンなら一度は耳にしたことがある、バイブル。
特に私が本書に感銘を受けたポイントは、以下の二点です。
「何を知っているか」とともに、「何を知らないか」にも意識を向けよ(中略)その効能として、「慢心を矯正すること」をドラッカーは挙げている。
何かを成し遂げるのに人生はあまりに短く、何もせずに過ごすのに人生はあまりにも長い。(中略)40歳を過ぎたあたりで、第二の人生を準備しなさい。
著者は、40歳というのはそれを過ぎればもう遅いと言っているわけではなく、自分の過去の成果を振り返って今後自分が世の中にどのように貢献できるかを考える良いタイミング、と述べてくれております。
このような考えを持つことで、なんとなく惰性で生きてしまうことから逃れられるような気持ちにさせてくれる本です。
この本では、日付の入ったいわゆるダイアリー式の手帳ではなく、メモ帳を使って自己マネジメントをするやり方が述べられています。他の本とは少し毛色が異なりますね。
プロフェッショナルを目指すためのガイドラインとして
上述の「手帳で夢をかなえる全技術」の中でも、著者が影響を受けた本として紹介されています。
長期的な目標や夢を設定し、そこから逆算して今何をやるべきかを決めるツールとして、手帳を活用する方法が書かれています。
本の後半では、経営者としての考えなど、少し手帳活用術とは離れた話題が続きますが、時間節約に対する徹底した考えや、休暇、睡眠についての考えなど、ビジネスパーソンとして参考になる考えが述べられていて、刺激になります。
著者のオススメは、バイブルサイズのシステム手帳。
手帳はもはや頭脳の一部
未来をより良いものにするために手帳を使うというコンセプトが心に刺さります。
- 将来のためにアクションを起こしたかどうかで○✖️をつける
- 目標を月の初めに書く
- 知識、ものの見方、考え方を書き留める
- 心に響いた言葉や本の一節を書き留める
著者は、スケジュール管理ツールはデジタル派。
ノート術についても書かれており、特に書くことで記憶に残りやすいという面から手書きメモの重要性を述べられています。
打ち合わせは、ゴール、次のアクション、締め切りを意識して行う、など、非常に実務寄りで、すぐに仕事に活用できそうなノウハウも書かれており、部下に勧めたい一冊です。
著者のオススメは、なんと100円均一の手帳。カレンダー欄とノート欄があるもので、ノート欄が埋まるたびに買い換えるという斬新なアイデアです。
仕事の効率アップにオススメ
“読み返したくなる手帳を作る”、という発想で、満遍なく手帳の活用方法が述べられています。
挙げられている活用方法は、
- スケジュール管理
- タスク管理
- メモ
- 行動した結果(ログ)
- 夢・目標管理
1日のスケジュールと合わせてログを記録することにより、無駄を明らかにした上で省いていく、ということを繰り返し、作業計画の見通しに磨きをかけていくといった感じです。
特にタスク管理について詳しく説明されていますので、仕事に忙殺されてしまって困っている方にオススメの本です。
まとめ
- 手帳は自己成長のツールとして使うのが良い
- 手帳の種類は自分の好きなスタイルで良い
- 手書きによる意識への刷り込み効果が期待できるので、アナログ手帳の活用は価値あり!
どの本でも共通して書かれていることは、手帳はスケジュール管理だけではなく将来の夢や目標を達成するためのツールとしての活用。
手帳を上手に活用されている著者の皆様は、共通してライフログ的な活用をしているようです。
読み返したくなる手帳にするためには、目標とライフログを記録することが大切。
手帳は肌身離さず持ち歩く自己成長の相棒。
ということは、いわば反町隆史。とくれば、もうダンディの仲間入りです。
アナログとデジタルをうまく使い分けて、日々の行動を意味あるものにしたいですね。
コメント
反町隆史の仲間に入りたく、最後まで読ませて頂きました。わたしは手帳をもはや使ってません。主に紙媒体でto do メモをしております。メモですとライフログにはならないという見解になりま…ポイズン。
よるもあ様、当ブログへの第一コメント、大変ありがとうございます。どんどん電子が便利になってきていますから、手帳好きとしては寂しい限りですが、時代の流れですね。言いたいことも言えない世の中なので、紙に書いて発散してしまうという手もあるようです。反町隆史ダンディの仲間にようこそ。