断捨離?今更ながら、こんまり®メソッドを実践してみた

ストレス対策
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散らかった部屋やデスクにうんざり。

モデルルームのような部屋で生活したらどれだけ気持ちいいだろう、とは分かっているけれど、センスのない私には片づけはハードルの高い家事のひとつでした。

そこで、全世界で1000万部以上売れているというベストセラー、こんまり®こと、近藤麻理恵さんの片づけメソッドを試してみましたので、その感想などをお伝えしたいと思います。

結果、部屋が散らかっていて在宅ワークになかなか集中できなかったり、ごちゃついていて掃除が大変だったり、というストレスが大幅に軽減されました。

この記事は
  • こんまり®︎メソッドに興味がある
  • 物が多く、部屋が片付かなくて困っている
  • 自分の持ち物をしっかり把握しておらず、無駄な買い物をしてしまう
  • 断捨離したいが、もったいなくてモノが捨てられない

そんな方にお読みいただければ嬉しいです。

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こんまり®メソッドは宗教である

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言わずと知れた名著、「人生がときめく片づけの魔法」。

本の帯には、”片づけのバイブル”とも書かれていて、アメリカでも大ブーム。以下、同書をバイブルといいます。

もはや片付け界の一大宗派ですね。恐れ多くて「®」(商標登録)マークを外すことができません。

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こんまり®メソッドの実践

説明するのも野暮ですが、”トキメキ”を感じるかどうかを基準に片づけを進めていきます。

コロナ禍のStay Home週間に東京都がYoutube配信したことでも話題になりましたね。

こんまり®メソッドによる片づけのポイントは、以下とおり。

  1. 理想の生活(ゴール)をイメージする
  2. 場所毎ではなく、カテゴリー毎に片づける
  3. 片付けの順序は、衣類→本→書類→小物→思い出品
  4. ”トキメキ”を基準に残すものを選び出す

さらに、残した物ひとつひとつの置き場を決めていく、という片づけ法につながります。

では、物欲にまみれた私の愛すべきガラクタ達を、こんまり®メソッドで片付けてストレスを軽減した経緯をご紹介します。

理想の生活のイメージ

私の理想の生活は、当然ダンディな感じ

なんとも曖昧です。より具体的なイメージのレベルに落とし込む必要があります。

リモートワーク中心の生活になったので、狭い我が家に執務スペースを作る必要がありました。

できるだけモノが少なく、机の上は仕事に必要なものだけにして、休日には趣味の読書や筋トレに集中できる、シンプルな生活をイメージしました。

衣類の選別

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まずは教祖様の教えの通り衣類から。

ちょっとヨレてきたTシャツや、着なくなったセーターなど、ガシガシ処分していきます。

意外だったのは、作業していると徐々に残す基準が上がり、処分することを躊躇しなくなってきたことです。

バイブルでは、使わなくなったTシャツなどを”部屋着にする”ことはご法度とされています。

なんとなく捨てにくかったTシャツなどには、お勤めご苦労様でした、と伝えて手放す、というのが掟。

これに従っていると、だんだんと豪快になっていき、見事に選び抜かれた精鋭達だけをクローゼットに戻すことになります。

こうすることで、自分に似合うものとそうでないものが分かってくるとか。”セール割引への耐性”がつきます。

確かに、今回のセール期、私は自分に似合うものだけを自信をもって買いまくりました。あれ?

リサイクル用に古着を引き取ってくれるお店があるので、環境のためにもご活用されることをお勧めします。

お店によっては割引クーポンをもらえたりしますよ。H&Mなんかは有名ですよね。

ユニクロ/GUは他社製品は引き取ってくれませんのでご注意ください。(2021年10月現在)

本の整理

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ここで、手放すことに対する抵抗感が少なくなってきていることを実感します。

積読していた本や、もう一度読もうと保管していた本、学生時代の専門書などに手を付けていきます。

電子書籍派の方はこの段階での作業はありませんね。

私は電子と紙、使い分け派なので、結構な量の書籍を処分しました。

ちなみに、こちらもゴミとしての処分ではなく、買い取り業者にお任せしました。この辺はまたいつか別記事で書こうと思います。

書類の選別

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バイブルによれば、書類は基本廃棄。鬼殺隊における鬼的な位置づけです。

隊律違反になると柱やお館様の判断にゆだねられることになって面倒ですので、PDF化するなり、iPhoneで写真撮るなりして、すべて斬り捨てます。

電化製品の取説などもどんどん捨てます。今やWebで見れますからね。

ご丁寧にファイルしてあった扇風機の取説も捨てました。心配しなくても大丈夫。ボタン4つしかないから。

この作業、シュレッダーがあると格段に楽です。手動より自動のものをお勧めします。

以前、手動のものを使っていて、ハンドルを回して刃を折ってしまったことがあるよ。

自動のものは安全装置が働いて動きが止まるようにできています。

ある程度信頼のおけるメーカーのものがおすすめだよ。

個人情報が載っている書類って意外と多いですし、裁断すれば後戻りできないですから迷いもなくなります。

フル稼働で壊れるかと思いましたが、なんとか耐えてくれました。

小物

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この辺から敵のレベルが上がってきます。

小物って、使えるから残しているんですよね。使いかけの消しゴムとか、ボールペンとか。

バイブルによれば、作業中は決して家族を立ち入らせてはならぬ、とあります。

「ボールペン、まだ使えるじゃない。リビングのペン立てに入れといて。」ってなりますからね。

自分との闘いです。お気に入りのペンと一番大きい消しゴムだけ残して、容赦なくゴミ袋に投げ込みます。

思い出品

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捨てるレベルがどんどん上がっているとはいえ、相手は過去の甘酸っぱい日々。最強のラスボスです。

これは私はほぼギブアップでした。中学時代の恥ずかしい作文とかが出てきました。時間かかりすぎます。

恐らくもう一巡くらいメソッドを実行しないと駄目ですね。教祖様、お許しください。

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まとめ

こんまり®メソッドって、断捨離の一つだと思ってましたが、違いました。

  • お気に入りのものに囲まれて暮らす
  • モノを手放す作業を通じて、自分の好きなものを再発見し、人生を見つめなおす

という、ありがたいお導きでした。

自分はこういうことが好きなんだ、とか、これは苦手なんだ、というのを肌感覚でつかんでいくような、楽しい作業でした。

部屋がきれいになると心が落ち着いて余裕がでますしね。

ダンディな人はいつもどこか心に余裕があるものです。デスクが葉巻とウィスキーグラスだけになる日まで、ちょくちょくやっていこうと思います。

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